自律・・・自分の決めたきまりに従って行動すること。
すなわち、他人から言われたままに動くのではなく、
自らの意思で物事を決定し、自らの責任で行動する。
それは”自分勝手に”ということではないですね。
簡単なようでかなり難しいことだと思います。
意思決定をするためには、きちんとした理由や目的を持たないと
いけません。
そしてその行動を起こした結果、うまくいかなくても人のせいには
しないこと。
レッスンに対しても、能動的な姿勢で臨んで欲しいものです。
能動的かつ、先生からのアドヴァイスを素直に受け入れてみること。
生徒さんは、みんな音楽もレッスンも大好きでいてくれます。
だけど、たま~に、
おうちの方に「練習しなさい~」と言われたからしぶしぶ練習して、
もうお母さんがうるさいんです、とかね。
うまく弾けなかったり、思う様にいかなかったとき、
「私のせいじゃないもの。家のピアノではうまく弾けたのに。」
とか。
「どうして○をつけてくれないの?先生!」(+涙)
とかね。
自分で習いたい&弾けるようになりたいから、
レッスンに通ってくれているんだよね?
また弾けない理由はさまざまだし、レッスンで普段通り
弾けるなんてそりゃ無理に等しいのだから、
そこは、その場で先生が言うことをまずは受け入れてみたら
どうかな?
先生はその時その生徒さんに一番必要なことを、
いつも教えているつもりです。
何が足りないのか、どこをどうしたら弾けるようになるのか。
意地悪じゃなくって、できないことを責めるつもりも毛頭なくって、
冷静に真剣に生徒さんの成長のために指導するんです。
それをわかっていて、まずは私の話や演奏をしっかり聞いてくれる
生徒さんたち。
でも、時に人のせいにしたくなることもあったり・・・。
できない理由をあれこれ並べてみることもあったり。
しかし、できないものはできない。
先生のところで弾けないものは、本番でも弾けない。
そのくらいの覚悟でいてくれたらな~と先生は時々思います。
厳しいことを言うようですが。。
失敗してはいけない、と言いたいのではなく、
むしろ失敗していいんです。
レッスンでたくさん失敗をしていい。
うまくいかない演奏のほうが多いのだから。
それにその失敗から学びを得られて、結果、
成功が生まれるのだから。
よりよい演奏を目指して自ら少しハードルを上げたら、
それを乗り越えようと必死になりますね。
そうしてジタバタしているうちに、少しうまくなる。
一週二週と経つうちに、あれ?なんだか楽に弾ける~
そんな日が必ず来ます。
今自分が立っている場所より、高い位置から物事を見られるように
なるでしょう。
演奏が上達するまでには時間がかかる。
努力も要る。
その努力を、どうぞ自分からできる人になってください。
ピアノや歌だけじゃなく、日々の生活全てに
その経験を生かすことができるのだと・・・先生は思います。
音を自分で紡ぎだす作業は、根気が必要。
根気がどこまで続くか、自分をトコトン試してみて欲しいです。
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